A Perfect Night For Bananafish

だがそれを語るには人生は短すぎる

ヘレディタリー/継承

みた。

hereditary-movie.jp

怖い映画はあまりみないのだけれど評判のよさから見に行ってしまった。
われわれはいったい何を見せられているのかという気持ちのまま話は進むのだが、伏線が回収されていく感じはいかにも映画っぽい。
起きていることはとんでもないのに、チョコレートのナッツが入っていないか確認していたり、鼻を打ち付けた後だから匂いがわからないとか妙に納得してしまう。

以下、内容に触れる。
ソロモン72柱の悪魔パイモンの紋章が印象的に使われる。たくさんの謎については公式ホームページにまとまっている。
以下リンクを開くと、確認メッセージののちネタバレへ。親切!

精神障害、アレルギー、てんかん発作といった症状が多数登場し、これらも外部の何者かによる仕業なのかと思うと恐ろしい。
後半からの超常現象的なあたりから逆にこわくなくなっていく。気持ち悪くはあるのだけれども。
むしろ声をかけて近づいてくるおせっかいおばさんジョーンみたいな方が実際にありそうでこわい。

スタッフロールの赤文字が継承されていくところはDNAの転写のようでもあった。もしかしたら赤い文字をつないでいくとなにかのメッセージが浮かび上がるのではないかと思ったけれど、また見るのは億劫だ(こわい)。

ちょうどSSSS. GRIDMANの最終回も見終わって、巨大な怪獣を作り出すアカネとミニチュアアーティストのアニーが、サイズの違いはあれ、そこにセラピー的な恩恵を受けつつも自分ではコントロールできない巨大な闇に飲み込まれる構図は似ているのかもなあと思った。

gridman.net

いま公開している「来る」もそういう意味ではちょっと気になっている。

伝わりにくい個人的みどころ
  • それまで冴えなかったピーターが急ブレーキを踏んで止まったときの顔の突然の男前感
  • パーティー車で帰宅してベッドにもぐりこむピーター(そこで聞く悲鳴)
  • アニーを演じるトニ・コレットのメンヘラ役はまりっぷり。
  • コッ(舌をクリック)