A Perfect Night For Bananafish

だがそれを語るには人生は短すぎる

夕方、神保町に出向き
さぼうる2」でこんもり盛られたナポリタンを食べる。

神保町、近いのにあまり行くことがなくて久々にちゃんと来た気がする。

この夏は橋をたくさん渡る散歩をよくしていて、7月には一晩で17個の橋を渡る散歩をしたし、
先週なんかも家から白鬚橋まで歩いたりしてた。

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中でも橋の裏側を見るのが好きでね。桜橋と言問橋の裏側だよ。
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人生の多くの思い出が橋と共にあり、橋はその記憶へのリンクとしても機能している。

いや、今日は橋の話じゃなくて坂の話だ。
人生は橋よりもその高低でたとえられることが多い。山あり谷あり。上り坂、下り坂。

雪が深く海に近い平らな土地で育ったので、仙台に越したとき山の斜面にびっしり家が立ち並んでいるのをみて、その光景にショックを受けた記憶がある。つまりそれは坂の街ということでどこへ行くにも坂を越えねばならなかった。鹿落坂から見る霊屋橋と仙台の街並はなかなかよかった。

社会人になって、横浜の青葉区に越してきたが、
その辺に住む中国人の同期に「yocificoさんはナニダイですか?」と聞かれたのが印象深い。
出身大学のことではなく住んでいる地名のことを聞いているのである。
桂台というところに住んでいた。最寄駅は青葉台。近くには桜台、松風台、たちばな台...
あの辺は「○○台」「○が丘」「○○野」みたいな地名だらけだ。
当時、自転車を買ってみたものの、坂道の多さにすっかり使わなくなってしまった。
坂のある街は絵的によく、映画やアニメではいい感じなのだが暮らすのはわりと大変だ。


そうそう思い出話はさておき、今日、ナポリタンを食べ終えた久々の神保町。
散歩でもしようと路傍の地図を見たらちょうど富士見坂という坂の下にいることに気付いた。
ちょうど最近「新訂版 タモリのTOKYO坂道美学入門」を読んだこともあって、坂道ツアーをしてみることにした。神保町から縫うようにして御茶ノ水を通って末広町秋葉原へ。

  • 富士見坂
  • 錦華坂
  • 吉郎坂
  • 甲賀
  • 観音坂
  • 新坂
  • 幽霊坂
  • 淡路坂
  • 相生坂
  • 明神女坂
  • 明神男坂
  • 妻恋坂

ちょうどこの辺は、いわゆる「山の手」の東の入口に当たる部分で下町との境目に相当する。
ゆるやかな坂が多く、腹ごなしの散歩にはちょうどいい。
最後に書いた妻恋坂付近から本郷、文京へ至る辺りも坂が多く、妻恋坂交差点から清水坂下交差点方面へ向かってさらに歩くとサッカーミュージュアムがある。坂だけに?だけになの?

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普段気にも留めてなかったけれど、坂には標識が置いてあるところが結構ある。
幽霊坂なんかはフォントで雰囲気出しててなんかズルイ。
このひときわ異彩を放つ幽霊坂は実は東京には点在している。
坂学会によると途中で通った甲賀坂も幽霊坂と呼ばれてたらしい。

まだ発展途上っぽいが
坂マップ | 坂に思い出はありますか?というサイトもあるようだ。

隅田川の橋: “水の東都”の今昔散歩

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新訂版 タモリのTOKYO坂道美学入門

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