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A Perfect Night For Bananafish

だがそれを語るには人生は短すぎる

2013/08/22の夢

寒い。秋だから。
上着のセーターを椅子の背もたれにかけていたのを思い出す。
かかっていたのは違う上着だったが、これでもよいかと袖を通す。
洗濯物を干すのを忘れていたが、布袋寅泰がもう一度洗って干してくれたらしい。広場のデジタルサイネージのフラットな船が目についた。
公園には韓国から来た人。弁当つついてオエーっていうジェスチャーをしてる。北海道から来たそうだ。フォロワーが外から自分もだといってる。ここで自己紹介の流れ。
全日本高校野球で優勝経験を持ち現在細々とタレント業をやっているバンカラ風の男が自己紹介を始めた。四国出身。大会時には四国の人間が空っぽになるほど皆野球に熱狂していた時代のことだ。西武球場に西武ユニフォームを来てスタンドを埋め尽くし旗を振る四国民。
決勝対決。両校主将が学ラン姿で花道を歩く。彼の後ろ姿は高校生とは思えぬほど大人じみていて、頭頂は薄くなっている。そこに綺麗な円形の穿孔があった。
何かを切除したのだろうか。前にもあんな人を見たことがある。帰ったらググろう。この大会はいわゆる甲子園とは異なるらしい。船のデジタルサイネージは、この大会のスポンサーと同じ。左から青、右から赤い船が現れるロゴが印象的だったのでよく覚えていると母親に話す。
母親は知らない人の話につかまってバス料金に関するクイズを出されていた。クイズといっても解けたところで何ももらえないし、ちっとも面白みがない。だが母は必死に解こうとしていた。出題者はヒントすら勿体ぶって教えない。群馬のバス路線であることをようやく聞こえるか聞こえないかの声でつぶやいた程度だ。しかもまったくヒントにならない。
交通社が出してる注意書きが何枚かあるのだが、どれも少しずつ間違えていて正しい情報を推理しなければならない。
助手席に乗る母親が普段絶対口にしない、僕への愚痴をぽつぽつ語り出したのは驚きだ。
顔に布をかけた地蔵。布をかけてないやつは苔だか錆びで覆われ決して触ってはいけない。
水色に近い薄紫の花が美しい。
ここは父の墓前。
脇に置かれた段ボールに火のついた線香が無造作に立てられており、そこから適当に選んで供えろということらしい。既に供え終わった姉は母と大声で歌いあってて、うるさいと注意する。
供え終わって段ボールに残った線香を処分しようとしていた。母が様子を見にくる。まだ火がついてるから気をつけてといったにも関わらず、割り箸のような線香の火のついた部分を母は触って確かめようとした。
「まだ火がついてるね。」
明らかに火傷している。手のひらにたくさん水ぶくれができていた。本当はすごく痛いはずだ。