A Perfect Night For Bananafish

だがそれを語るには人生は短すぎる

風立ちぬ

みた。

風立ちぬ 公式サイト


庵野さん演じる主人公の棒読みが何かと話題だが、ああしないとあざとくてつらいのかもしれない。
「オトコのロマン」がアツ苦しくならないためにはあのくらいがよい。
セカイ系な感じがするのは「雲のむこう、約束の場所」のせいかもしれない。
雲のむこう、約束の場所

上流階級だし、主人公出来過ぎだし、相手も良い人だし汚いところがない。
強いて挙げるとすれば、たばこ吸い過ぎ。

交際と結婚を認めてもらうシーンや、森の泉、駅のホーム、庭から忍び込むなどあらゆる恋愛モノのポイントを抑えていて、ああこれはカップルとか夫婦で見に来る映画なのだなあと思いつつ観ていた。

ドラマチックな出会いもドラマチックな再会もドラマチックな別れも、凡人庶民たる私本人にあるわけもなく、この10年を、この一生を淡々と終えるのではないかと悲しみすら覚えるのだが、そうやってハナから諦めてるのも勿体ない話である。
キャッチコピーの「生きねば。」だけど「べき」「ねばならぬ」を重く受け止めてしまいがちなので、クレヨンしんちゃんよろしく「生きれば。」くらいがぬるくてよい。

http://media.nga.gov/public/objects/6/1/3/7/9/61379-primary-0-440x400.jpg

あと、鯖うまそう。