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A Perfect Night For Bananafish

だがそれを語るには人生は短すぎる

2013/01/21の夢

夢日記

早朝の小学校。少し早く着きすぎたので校庭に出る。みぞれまじりの雪。ベンチに置きっぱなしだった自分のカバンが濡れている。あわててかばんを抱えて、学校の外へ。あれは中学校の校庭だった。

しかし、こうして高校の正門から入るのは久しぶりだ。
とみせかけて、正門入ってすぐ横の通路を通る。裏門へ通じているのだ。前を歩いている生徒が微妙に歩くのが遅くて、少し苛立つ。

裏の通りは、区画ごとに文化部の敷地になっているらしく、科学部や美術部などのがらくたがさながらお化け屋敷のようだ。

裏の坂道に出た。前の会社の同僚が自転車で下ってくる。あれは仙台の向山の坂だったかもしれない。
僕はキャンギャル風の女性に配られた屏風折のチラシを上に放り投げて、その上に乗った。チラシの表紙のお姉さんを踏みつけてるが気にしない。僕は風を捉えてBack to the future IIのホバーボードのように坂をすいすいと上った。

紙風船をポンポンと飛ばしている人がいる。
僕がその横をすり抜けようとすると、紙風船をスパッと真っ二つに切った。中から紙吹雪が1枚ヒラヒラと落ちてきた。吹雪というのかはわからないが。ちょうどそれでショーは終わりらしく、観客の子供を肩車して親の元へ連れ帰ることになった。

たどり着いたのは再び小学校。早朝だったはずだが、校舎に入ると様子がおかしい。時計は10時半を過ぎている。中休みの終わった児童たちが教室へ戻っていく。

僕の教室はどこだ。
見覚えのない校舎。
夢では何度か来たことがある気もする、小学校の旧校舎に似た校舎。

廊下の突当りには木の表札に「東福室」と消えかけの文字。聞いたこともない教室だ。
見知った顔の学生が廊下を走っていく。あいつについていけば自分の教室に帰れるかもしれない。
廊下を曲がると、階段の横の隙間の細いスロープのようなところを上って行く彼が見えた。
あんな道あったか?
とにかく必死に走って着いていく。

ゆるやかに右に曲がっていき、突然視界が開けた。
すり鉢状のコースだ。競輪のバンクのような。
少しでも足を滑らすと、すり鉢の底まで落ちて、到達するのは奈落の底。そのバンクは格子状に区切られており、それぞれのマス目に大学入試の赤本やら難問のプリントが置いてある。これを解かないと前へ進めないというのだ。しかし速度がないとすり鉢の真ん中に落ちてしまう。

問題なんか解いていられない!僕はルールを無視して、プリントをパシャパシャと踏みつけて走り続けた。勢いづいてバンクのてっぺんまで走ると、スーっと冷たい風が吹いた。
風は下から吹き上げてくる。見下ろすと、そこもまた奈落。
危うく踏み外すところだった。というか何歩か踏み外したけど、気合で帰ってきた。

難問解いても地獄行き、走り過ぎても地獄行き、右回りの渦を巻くバンクのエッジの上で途方に暮れる。