A Perfect Night For Bananafish

だがそれを語るには人生は短すぎる

リーダブルコード

「リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック 」

リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック (Theory in practice)

リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック (Theory in practice)

ところどころに挿入されてる漫画だけ最初に読んで満足してたけど、ようやく全部読んだ。モダンな文芸的プログラミング。

評判みてると、読む必要ない人が読んで、うんうん、そうだそうだ。と頷いている印象。読むべき人、読むべき。

なんとなくそうしなければいけないということはみんな肌で感じつつ、実際にそうなっていない現場は結構あると思うんだ。

プロジェクト開発初期のショウサイセッケイショとかテイサイだけのノウヒンブツドキュメントに振り回されたりして肝心のコードはおろそかになっちゃうわが国のソフトウェア開発のスタイルが、とりあえず感のコードを大量生産してしまう理由である気もするのだが、なかなかカイゼンされないね。多くのソフトウェアエンジニアが悲痛な叫びをあげているにも関わらず、彼らに仕事を依頼する周辺の意識が変わらないから同じ過ちを繰り返し続けている。

英語に弱いというのも足かせ。語彙がないからテキトーな名前で作っちゃうのだよね。

逆にわりと書けるプログラマに限って「ソース読めばわかるだろ」という欺瞞が多い。

ソースコードに書いてあるとおりに動くんだからもっともなんだが、意図とかそういうのをすっ飛ばしてしまっているロジック。仕様どおり動くけど「なんでそういう仕様になったのか」を読み解くのは面倒で難解な作業なのだ。で、結局ドキュメント書けみたいなことになって、ぶつぶつ言いながら作業してる光景、よくあるんじゃないか。

 

まあ、あれだ。

コミュ力。

 

コミュニケーション能力なんだよ。コードを媒介としたコミュニケーション能力。

チーム、引継ぎ先、そして半年後の自分とのコミュニケーションだ。

 

新卒採用はコミュニケーション能力を最重視 経団連アンケート - SankeiBiz(サンケイビズ) (2012.7.31 05:00)

 経団連が30日発表した2012年4月入社の新卒採用に関するアンケート結果によると、企業が選考にあたって最も重視した点は、9年連続で「コミュニケーション能力」(82.6%)だった。「主体性」(60.3%)、「チャレンジ精神」(54.5%)などが続いた。

 

うーむ。最近のコミュ力偏重もちょっとどうかと思う。コミュニケーションとは、ひとりのつぶやき(モノローグ)じゃなくて、対話(ダイアローグ)だと思うんだよね。新卒相手に一方的にコミュニケーション能力を求めるのはちょっとオトナとして格好悪い。

・・・なんて思ってたけど、話してくれない人や、本当に話が通じない人っているもので、これは人類の永遠の課題なんだろう。だからといって諦めず、戒めとして、このバベルの塔の案内図を書く仕事はしなきゃいけないんだよね。ときどきね。