読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

A Perfect Night For Bananafish

だがそれを語るには人生は短すぎる

2012/05/31の夢

新しく出来た信号機が青に変わるのを待つ。一旦研究室に戻って風呂に入ろう。大浴場だ。

しかしこの春休み直前の休日に研究室で過ごすのも勿体無いな。そう思い、入り口の扉を開けて中に入る代わりに、鍵を掛けて戸締まり確認した。

僕は原付バイクでラボを飛び出す。先ほどの信号機は青。右折。次のT字路は、微妙な右折レーンのせいで、原付にとっては、二段階右折すべきか迷いどこ。一段階で右折。久しぶりの山コースだ。

しかし混んでいる。なかなか渋滞の列が進まない。ようやく渋滞の原因にたどり着いた。路肩に知った顔が何人も並んでいる。司会者らしき人が沈痛な面持ちで、僕の友人の名を読み上げた。

「おい、嘘だろ…。」路肩に原付を停める。フルフェイスのヘルメットをメットインにしまうか迷いつつ、手にぶらさげたまま参列に加わる。あいつが死ぬなんて。新たな命が産まれでるのを直前に控えていたというのに。

久しぶりに出会う級友たちの肩をポンと叩き名前を呼ぶ。お前らどうやって彼の死を知ったのか?

Mは「俺は…」と新聞紙を開くジェスチャーと電話のダイヤルを回す手つきを見せた。今どきダイヤルの電話もないだろう、と笑いそうになる気持ちが嗚咽となって僕から溢れ出した。