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A Perfect Night For Bananafish

だがそれを語るには人生は短すぎる

ディスクを取り出すには:イジェクト→EJECT→イジェクト

出来事

母親が車でCD読み込めないうえに取り出しボタンを押してもCDが出てこないという。今までカセットテープで音楽聴いてた人だ。まだカーナビ操作に慣れていないのは仕方がない。
というわけで、操作を覚えてもらうために母にナビしながら操作させてみた。

f:id:yocifico:20090915162206j:image:right
まずディスクを取り出す手順はこうだ。

ディスクの取り出し方
1. イジェクトボタンを押す
2. [EJECT]にタッチする
3. ディスクを取り出し、イジェクトボタンを押す

何の問題もなさそうな手順ではある。
が、機械操作に慣れていないとこんな手順でもパニックなのだ。

イジェクトボタンを押してもディスクが出てこない

イジェクトボタンを押して出てくるのは画面のメニューである。ディスクが出てくるものだと思い込んでいると画面メニューなんかには気づかないものだ。
PCのディスクだってハード側のイジェクトボタンを押せばディスクは出てくるわけで、ハード側でイジェクト押して、ソフトでもイジェクト押すというのは二度手間以外の何者でもない。

タッチできるのかがわからない

画面メニューが出てきたところで、タッチパネルそのものに慣れていないので画面をタッチするという操作に気づかない。
ここは押してよいというアフォードが足りないのかもしれない。
「年寄りはボタン押した感がないとどうも・・・」と言っていた。

メニュー表記がばらばら

表示されるメニューは
f:id:yocifico:20090915175442j:image

  • EJECT
  • SDカード挿入
  • 画面角度調整(-/+)

英語で「EJECT」、日本語で「SDカード挿入」、イラストアイコンで「画面角度調整」と表記方法に統一感がない。
しかも英語に弱いとEJECTが取り出しだってことがまずわからない。わからないものを押すと壊れちゃうんじゃないかという不安があるようだ。

CDをイジェクトせずにSDカードを挿入したいという場合を考えて、ハードのイジェクトボタンと画面メニューの2段階にしたのだろう。
だがまさかイジェクトボタンから画面角度調整できるとは普通思わない。画面角度調整したい人はさらに戸惑うことになるだろう。

画面モニターを閉じるのもイジェクトボタン

無事ディスクを取り出した。
「で?」
と母が固まってる。画面モニターを元に戻すのをどうしたらよいかわからないようだ。
イジェクトボタンはイジェクトボタンであって、開いた画面モニターを元に戻すのもイジェクトボタンだとは思わないワケだ。

というわけで

慣れてしまえばどうってことない操作なのだが、インターフェイスとしてはあまり直感的とはいえない。
製作コストや納期もあるだろうから全部完璧にいかないのも仕方はないのはよくわかる。少ないボタンでいろいろな機能を実現するための苦労も見られる。
車運転しながらカーナビ操作するのにマニュアルいちいち開くわけにもいかないので、こういうものこそ直感で操作できることが望まれる。
操作の統一感を考えると、この際すべて画面タッチにしてしまうくらいの思い切りが必要じゃないかな。
今回の一件は仕様どおり正しく機能はしている。だがユーザーインターフェイスとは仕様そのものだ。
ものを作る人はときどきこの仕様というものに立ち戻って考えてみるのもよいと思う。

ちなみにCDが読み込めなかったのは、ディスクを表裏逆に入れていることがわかった。
ユーザーとは果てしなくおかしな操作をするものだ。それとどこまで付き合うかというのは非常に難しい問題ではある・・・。