A Perfect Night For Bananafish

だがそれを語るには人生は短すぎる

ハイペリオン

ハイペリオン〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

ハイペリオン〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)


ハイペリオン〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)

ハイペリオン〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)

SF好きだけど、スペースオペラものでしょ?そういうのはちょっと・・・って思ってた。どうせ戦艦がドッカンドッカン戦ったりするんだろ?トゲトゲのボスもだせーし。少なくとも文庫の(上)を読んでる間もずっとそう思ってた。でも(下)に入って一気にのめりこんだ。面白いじゃん!

惑星ハイペリオンを目指して巡礼する男女7人宙物語ってとこか?この物語はWikipedia:枠物語という形式で語られる。同じく枠物語の「カンタベリー物語」を中盤ぐらいまで読んで放置しててさ。ハイペリオン終わったら手をつけようと考えてたのだが・・・ハイペリオン超クライマックスで終わっちまったよー!次の「ハイペリオンの没落」早く読まないとー!

「司祭の物語」

ずっとFinal Fantasy Xの雷平原を思い出していた。

「兵士の物語」

カッサードが謎の女性に『ミステリー』と名づけるのだが....ドキっとした。

俺が高校時代の話だ。学食の食券を買いに廊下に出ると、隣のクラスの教室の後ろのドアのところに佇んでる女の子がいたんだ。ちらっと目が合ったんだけど、まあ気にも留めず食券買いに急いだ。
次の日、その子またもやいるんだよドアのとこに。もしかしたら今までもいたんだろうか?一体何してるんだろう?目が合って気まずい。
そしてその次の日もやっぱりいるんだ。何するでもなくドアのあたりに立ってるだけなの。だんだん気になって来た。
次の日はいなかったんだ。少しほっとして教室を通り過ぎる瞬間、ドアが開いてその子が出てきたんだ。思わずビクッてなっちゃって。向こうもビクッてなってた。
家に帰って「なんだこれはなんだこれは」とドキドキしたよ。とりあえず名前も知らないし「ミス・テリー」と名づけよう。
と・・・
その後の話はまったく展開ないし、オチもなく忘れ去られた出来事だったのだけど、この「兵士の物語」で一気に思い出が甦った。テリーさん元気だろうかね?

「詩人の物語」

詩人ウゼーと思ったとこでレイミアがぶち切れた。この辺りから物語にのめりこみ始めたかな。
この辺りで、やたらみんな名前に「M」が付いてワケわかんねーなーと思ってたんだが「マン」って振り仮名ふってたな。ミスターとかミセスみたいな使い方なんだろう。

「学者の物語」

哀しさが漂うお話だ。俺も若返りたいとは思うけどね、記憶も丸ごと若返っちゃうんだもんね。それに反して周りは歳をとっていく。子の成長は親にとってかけがえのない喜びだと思うが、せっかく育てたのがどんどん戻っちゃうなんてツライだろな。

「探偵の物語」

「カウボーイのギブスン」は思わずニヤリとするな。

「領事の物語」

「思い出のシリ」ってサブタイトルはふざけてんのかと思ったら、シリって女性の名前だったのね。
最後だから尻なのかと思っちゃうじゃないかよ。クロスカッティングで場面が入り乱れるのが面白い。でも結局領事の名前がなんだかわからずじまいで終わっちゃった。

カバーイラスト

当初、表紙の絵で敬遠してた部分があるのだが、読後改めて見返すとなかなか感慨深いではないか。

http://ecx.images-amazon.com/images/I/615N0FCW5YL._SX230_.jpghttp://ecx.images-amazon.com/images/I/61TK8PCSSJL._SX230_.jpg
上下巻にまたがって後ろで赤い目を光らせてるのがシュライク。
上巻の真ん中で銃を構えてるのがフィドマーン・カッサードだと思う。裸のお姉ちゃんはたぶんモニータ。バラライカ持ってるのがルナール・ホイト。後ろのでかい爺さんがマーティン・サイリーナスかなぁ。
下巻手前でひざをついてるのをブローン・レイミアとするとぶっ倒れてるのがジョニィ?赤ちゃんを抱いてるのはソル・ワイントラウブ。右側が領事かな?後ろのフードかぶったのがヘット・マスティーンってこと?

表紙を描いたのはWikipedia:生頼範義
http://img2.allposters.com/images/130/009_422-010.jpg
ああ、あのスターウォーズの!
ボスキャラは後ろにどーんと構えてピカーって光るんだなw

ハイペリオンはちらほら映画化の話も出てはいるようだが、進んでるんだろうか?
しかし、これ映画にしちゃったら超B級になりそうだなー。