A Perfect Night For Bananafish

だがそれを語るには人生は短すぎる

理性のゆらぎ

理性のゆらぎ (幻冬舎文庫)

理性のゆらぎ (幻冬舎文庫)


サイババの起こす奇跡やアーユルヴェーダと呼ばれるインド医学、占星術などを受けた著者の体験記。
サティヤ・サイ・ババ - Wikipediaというのはチリチリ頭が印象的なインドの聖人。神の化身とも呼ばれ、人類に愛を説く。

以前「知についての三つの対話」でも書いたけど、科学も一種の信仰ととらえることができるんだよね。

霊性的なものは、科学とは次元が違う世界に存在しているので科学で説明することは難しいだろう。逆に科学で説明できないことが霊性的なこととも言える。

この本に書かれたことが真実かどうかはわからない。マユツバもんの作り話かもしれない。信じてもいいし、信じなくてもよい。強く共感する気持ちがあるならば、まさにその心が「信仰心」につながるのかな?

祈りの海 (ハヤカワ文庫SF)

祈りの海 (ハヤカワ文庫SF)


祈りの海 (ハヤカワ文庫SF)に収録されてる短編「ミトコンドリア・イブ」で、ある科学者が学会で半ば投げやりにこう叫ぶ。

自分が正しいと思ったことをするがいい、どうせそれは”正しい”んだから

そして大騒ぎになった会場を後にしながら、彼女にこう言う。

「愛している。ゆるしてくれ。」

愛だよ、愛!
もちろん正しいと思ったからって何してもいいとは思わない。

アルケミスト―夢を旅した少年 (角川文庫―角川文庫ソフィア)

アルケミスト―夢を旅した少年 (角川文庫―角川文庫ソフィア)

  • 作者: パウロコエーリョ,Paulo Coelho,山川紘矢,山川亜希子
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1997/02
  • メディア: ペーパーバック
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アルケミスト―夢を旅した少年 (角川文庫―角川文庫ソフィア)にはこんなくだりがある。

「私たちの住む世界は良くも悪くもなります。そして、そこで愛の力が役に立つのです。なぜなら私たちは愛する時、もっと良くなろうと必ず努力するからです。」

「愛」については生理学的解釈も多数ある。
しかし理性をも狂わせ沸き起こる不確定な情動こそが、人類にとって何かよいものをもたらしてくれるのかもしれない。