A Perfect Night For Bananafish

だがそれを語るには人生は短すぎる

「うつ」かもしれない 死に至る病とどう闘うか

「うつ」かもしれない 死に至る病とどう闘うか (光文社新書)

「うつ」かもしれない 死に至る病とどう闘うか (光文社新書)


「うつ」かもしれない 死に至る病とどう闘うか (光文社新書)磯部潮

このところ「うつ関連本」読みすぎな気もするが、なかなかトンネルの先が見えないので何か糸口が見出せないかという思いからでもある。

「うつ」と区別の難しいケース解説が豊富である。認知症や更年期、マタニティーブルーなど。ときには「うつ」を併発している場合もあることについて注意を促している。

また認知療法「五つのコラム法」についても紹介している。

  1. 状況
  2. 気分
  3. 自動思考
  4. 適応的思考
  5. 心の変化

という五つのコラムを日々記録するというものだ。

項目3の自動思考は「不快な感情を経験するときに心に占めている感情やイメージ」
項目4の適応思考は「自動思考に代わる思考」
という意味合いのもので、この二つを特に重視する。

イヤなことに直面すると、トラウマ的な悪い思い出がフラッシュバックのように現れて「もうだめだ…」となってしまう。試してみる前から勝手にやる気をなくし、そうやって着手できずにいる自分に無力さを感じてしまうのだ。
ここで視野狭窄に陥らないために、別のアプローチで解決できないか考えるのが適応思考である。
この前ふゆさんが指摘してくださった「開き直りのポイント」を自己発見するのに役立つだろう。

ただ「こうすればいいとはわかっているんだけどできない。できないのは自分がダメ人間だからだ…。」と話が飛躍してしまっては、適応思考も自分を責めるだけの材料になってしまうので、使い方は難しいかもしれない。