A Perfect Night For Bananafish

だがそれを語るには人生は短すぎる

知についての三つの対話

知についての三つの対話 (ちくま学芸文庫 フ 27-1)ポール・K.ファイヤアーベント著、村上陽一郎

タイトルどおり3つの対話。

  • 知とは何か ― プラトン『テアイテトス』を題材に
  • 科学とは何か ― 占星術、伝統医療をめぐって
  • 知恵とは何か ― 物語としての知

僕の場合、理系出身ってこともあって、特に2番目の対話についていろいろ考えさせられた。
占星術や呪術的な医療を引き合いに出して「科学という宗教」について考える。
占星術や錬金術から派生した科学が本当に確かなものなのか?
これ読んでると、量子論素粒子理論なんかどんどん疑わしい物に思えてくる。だから占星術や伝統医療を信じるかっていうと別だけど・・・。
情報過多の時代だからこそ、懐疑主義的なスタンスが必要になるのだろう。
また西欧的な考えを押し付ける形の教育についても批判している。モノカルチャーへと進んでしまっては、科学宗教がますますエスカレートしてしまうからね。

確かに学校教育の科目ってほとんど決まりきってて、数学や物理については教えるけど占星術や鍼術については教えてくれない。


まっとうな教育とは、何が起こっているかを人々に伝えることであり、同時に、お説教の類に人々が圧倒されるのを防いでやることなのだ。

そうなのかもしれないねぇ。
対話形式なのでまだ読みやすいのかもしれないが、はっきり言ってベースの知識が足りないんでワケわかんねかったwww