A Perfect Night For Bananafish

だがそれを語るには人生は短すぎる

Fledgling

チィー!チィー!
ん?窓の外が騒がしい。
何事かと窓を開けてみると、小鳥が俺の部屋の窓に向かってバタバタやってる。
巣立ったばかりで飛ぶ練習でもしていたのだろう。
出てきた俺にビビって、ベランダの手すりに飛び移る。
しかし、この後が怖くて飛べないらしい・・・。


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「大丈夫、怖くない・・・。ほら、ね?怖くない・・・。
ね?頭の後ろに寝癖ついてるね?」(たぶん産毛)
チチチチチ!
あっ。なんか飛んできた!10時の方向と2時の方向に2機!
このヒナ鳥の両親だろう。
ハクセキレイかな?詳しい種類はワカラン。
両親は少し離れたところでピョンピョン跳びながら、大きな声で鳴いている。
俺に対する威嚇だろうか?それともヒナに対して呼びかけてるんだろうか?
「こっちは戦う気はないんだ!」と家の中に入ろうとする…。
あ!飛んだ。
俺の動きにビックリしたのだろう。ヒナはなんとか隣の建物へ飛び移った。
が、ヒナ鳥パニック状態か動けなくなってる。よほど切羽詰ってたのだろう。
両親がまわりで必死に鳴いて励ますが、もう一歩も動けない。
しばらくしたら両親とも愛想尽かしてどっかに飛んで行ってしまった。
ヒナ取り残され・・・(´・ω・`)・・・

チィー!
たまに鳴いてみたりする。

チチチチチ!
最初は親が返事してたが、
そのうち返事聞こえなくなる。
チィー
とりあえずフンしてみる。
チィー…

  • 約20分後 -

あ、親戻ってきた。
両親の呼び声に、マンションの階段の手すりをちょっとずつ移動しながら、どっかに消えてった。
よかったネ。明日はもっと飛べるサ。

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おまけ:家の前の紫陽花
俺も寝癖直して、巣立ちの準備するか…。