A Perfect Night For Bananafish

だがそれを語るには人生は短すぎる

盗まれた目

大相撲中継を見ている。へぼい新人が土俵に入ってきた。立会い前からお互い相手に手を出したり、相手に塩を投げつけたりしてる。
3度目の仕切りでようやく立会い成功。
一瞬だった。

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画面向かって左の選手が宙を舞い、一回転して土俵に倒れ落ちた。

決まり手は「気背負(けしょい)まわし」。
化粧まわし??珍しい技に観客総立ち!!

なぜか母親が俺の論文を必死に読んでいる。
補足して理系と文系の違いについてすごくウマイことを言った(思い出せない)。対象のデータが違うだけで結局同じってことを言ったような気がする。
それに対し母親は
「桜田淳子がバラバラ殺人だってネ?」
と。マンションの入り口のボタンを押すと門柱に最新ニュースが表示されるようになっているので、これを押して確認する。


「桜田順好でぇす!」


なんだこのニュース。バラバラになったはずなのに、治療後順調に回復して、良好な状態らしい。
ん?ニュース表示の見出しの隙間からチロチロ火が出てきた。
あっという間に火は燃え広がり火事になる。


マンションの住民に火事であることを呼びかけようとするが、声が出ない。
ジェスチャーで火事であることを必死に伝える。俺の前に燃え広がる火を見れば一目瞭然なはずなのに、住民たちは窓から俺のジェスチャーを見て必死に理解しようとしている。早く避難しろよ…。


このマンションは教育がよく行き届いているらしく、みんなきれいに門柱の前に並んだ。とはいえ全員避難したか確認しなければならない。
まだ二人くらい「潜伏」してるらしい。


俺はマンションの中に入って残りの人を確認する。
ひとりの刑事が俺に向かって何か投げつけてきた!なんとかギリギリ交わす。
「何するんですか!」と言おうとして刑事を見ると、ニヤリと微笑んだ。


ん?振り返ると潜伏していた犯人が倒れていた。避難していないのが何かの犯人ってことらしい。その犯人が立ち上がって逃げようとするので、俺とその刑事で追う。廊下に壊れた公衆電話の山があったので、刑事に指差して教える。
その刑事は受話器をとると、犯人に向かって投げつけた。


受話器のコードがグルグルと犯人に巻きついた。向こうでスタンバっていたベテラン刑事(渡哲也風)が取り押さえる。そして俺に缶コーヒーを渡し、同時にもう一本もっていた缶コーヒーを高橋克典風の新米刑事に渡す。高橋克典風の刑事は渡哲也風のベテラン刑事に濃い目のブラックコーヒーを渡す。
みんなでグビっと一口飲んで一件落着のため息をつく。


無事火事もおさまったのだが、それからが大変だった。再建が済むまで、いろんな部屋の使用に制限がかかる。一番ひどいのが、女子更衣室が玄関を入ってすぐの下駄箱スペースなのだ。出入りするたびに


「キャー、見ないでよ。」


と物を投げつけられたりする。なんでこんな一番人の出入りの多いところで着替えるんだ?おまけになんでこんなに着替えなきゃならないんだ?


仕方がないので婦警さんと一緒に対策を考える。会議室にホワイトボードとか黒板があったので、それをついたてにすればある程度緩和できるのではないかということになった(会議室を更衣室にすればいいのに…)。


会議室からホコリだらけの黒板を引きずり出し玄関前に置いてみたが、微妙にサイズが合わず何の効果もなかった。


がっくりしながら廊下をあるいていると、死んだはずのエアリスが青い衣をまとって異国の人みたいー。実は死んでなかったらしく、スパに身を隠していたらしい。このマンションの上階にはスパがあるのだが、悪趣味にも「ソープランド」という名の大きな看板をかかげている。
火事のとき潜伏していたもうひとりがエアリスだったのだ。


皆に見つからないように話をしていたのだが、名探偵コナンの少年探偵団風の情報通がこっちへやってくる・・・


目が覚めた。


いつものステレオやテレビのある風景。


なんて長い夢だ・・・と思いつつまばたきする。


いつものステレオやテレビのある風景。


あれ?寝返りをうち反対側を見る。


いつものステレオやテレビのある風景。


俺の目ぇ盗みやがったなーーーー!


思いっきり目を閉じて、激しく伸びをしてもう一度目を開けると、天井が見えた。
やっと本当に目が覚めた。