A Perfect Night For Bananafish

だがそれを語るには人生は短すぎる

祭りは人の心を解き放つ

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写真は八月五日の青森ねぶた

八月四日、父が亡くなった。享年66歳。膵臓ガン。
手術は出来ず緩和治療していたが、梅雨明けとともに遂に力尽き、母ひとりに見守られ静かに息をひきとった。

八月五日に実家に帰る飛行機のチケットをとっていたのに…。
病床の父にこの写真を届けるはずだったのに…。
あと1日・・・たった1日待てなかったのか。

斎場でも通夜でも葬式でも涙は出なかったが、鳴り響く太鼓と迫り来るねぶただけが俺の理性の緒を切った。
2台ばかり見たところでその場にいられなくなり、自転車を飛ばしながら泣いた。

遠ざかるねぶた囃子。北国の短い夏と俺の中の父に別れを告げた。