A Perfect Night For Bananafish

だがそれを語るには人生は短すぎる

ブリグズビー・ベア

みた。

www.brigsbybear.jp

ほのぼのと楽しめる作品。
マーク・ハミルが出てる時点でもう面白い。「アイムユアファーザー」のセリフがどこかにあってもおかしくない。
カウンセラーのエミリーを演じるクレア・デインズはイェール大学で心理学を専攻していたそうで、味のある役もできるようになったものだと感心した。
"古い"方のママがついに解決したというVansmithe予想の答えは常に6とのことだが、これはジェームス、妹、"新しい"両親、そして"古い"両親の6人家族ということだろうか。
病院でジェームスに親切にしてきた人が何なのか、パーティーで出会って映画を一緒に撮ることになるトレッキースタートレックオタク)、いきなり押し倒してくる妹のお友達、そしてジェームスを誘拐した"古い"両親。ブリグズビー・ベアに引き寄せられるだけでなく、ジェームスの周りには親切にしてくれる人たちが集まってくる。下心のない素直な信念にみな突き動かされるのかもしれない。
ラストのベアがスッと消える演出もベタだが、これもジェームスの人のよさのおかげか、さわやかな終わり方だった。

伝わりにくい個人的みどころ
  • あと1テイクいいか?
  • いきなりなりきり脚本読み
  • 閉じ込められてるのにどうやってメガネの度を合わせた

ペンギン・ハイウェイ

みた。

penguin-highway.com

ポイントで0円鑑賞。原作は既読。
以下内容に触れる。

ハリポタ構成(ハリー、ロン、ハーマイオニー)+ジャイアン+おっぱいの大きい美人なお姉さん。
序盤でアオヤマくんがスズキくんに「スタニスワフ症候群」というからには、「ソラリス」が下敷きであることは明白。ミステリアスな球体は「海」と呼ばれているし。「鏡の国のアリス」からはチェス、ジャバウォック。実際本を読んでるシーンも出てくる。
そしてミステリアスな球体。ジュラシック・パークなどで有名なマイクル・クライトンの「スフィア-球体-」には、考えたことが具現化される球体が現れる。そちらにはイカが出てきてた。お姉さんが調子悪いとコウモリとかを出しちゃうようなもの?むしろこれは涼宮ハルヒの固有結界みたいなもの?
森の奥に入っていくシーンや「海」に突っ込むクライマックスからの静けさは「千と千尋の神隠し」のような雰囲気だった。海に触れた残骸のガラクタに草木が生えていたのは「もののけ姫」を感じる。探査船には草生えてなかったな。
環境、社会問題がどうとかそういうメッセージ性は薄く、世界の果てを知りたいというセンス・オブ・ワンダー、探究心という感情を通じた科学的問題解決法にフォーカスがあり、そこが面白いのである。だが「愛」のような話は小学生には難しい。この説明のしにくいお姉さんへの不思議な感情について、方眼ノートのマス目からはみ出すという形で描写しているということを公式の監督インタビューで読み、なるほどなあと思った。あとアオヤマくんは絵が上手い。

原作と違って乳歯は早々に抜けてしまったけれど、コーラでなく砂糖抜きコーヒーを飲むことで大人になる感を出したのかな。

それにしても直接的な問題の原因は解けたが、結局大局的な問題は何も解決していない。この謎が君に解けるかな。
とりあえず歯を磨いてスマートに寝よう。

伝わりにくい個人的みどころ
  • 背景の植物、植生の書き込み。あとおっぱい。
  • お姉さんの本棚の「竹村と美女」(森見登美彦「美女と竹林」)
  • ウチダくんが川に落ちるのが楽しみになる。
  • 「お姉さんサーカスの団長になれるね」からのペンギンの板野サーカス
  • アオヤマくんが青、ウチダくんが緑、ハマモトさんが赤のRGBコーディネート。
  • アオヤマくん、子供部屋の二段ベッドに寝ていたが上には一体誰が...お姉さんがいた?なわけないか。

オーシャンズ8

みた。

wwws.warnerbros.co.jp

火曜日なので1,400円で。

前半睡魔に襲われオーシャンズ3~6くらいまでよく覚えていない。気づいたらメンバー揃ったって感じ。
だいたいどの映画でもハッキングはいつもご都合主義的で、今回も漏れなくそんな感じだったが、ナインボールかっこいいので許す。
出所後のデビーの大胆な万引きはすぐにでも実践できそうだけれど(まあそううまくはいかないか)、映画「万引き家族」で「犯罪を助長する」と言ってた人はこの映画でもそういうこと言うんだろうか。
シリーズの全作品たち、すなわち男性版オーシャンズとどうしても比較しちゃうかなと心配だったけど、完全に別物として見たのであまり気にならなかった。オーシャンズ11、12、13は人数が多すぎてゴチャゴチャしちゃってた印象があった(というか内容薄まって印象がむしろない)ので8人くらいがちょうどいいのかもしれない。

残念なのは本作の計画遂行はあまりトラブルもなく進むのでスリルが感じられなかったことだ。女性ならではの確執があってもよさそうだけれど、それだとテンポ落ちちゃうのか。アクションシーンはあまりないのだから、華麗に完全犯罪をキメていく様がもう少し心地よくあればなあ。宝石かっさらうシーンも女性にやって欲しかった。潜水艦操作しただけじゃん。

全体的には深く考えずに見ることができる作品にまとまってたと思う。カメオ出演のひとがたくさんいそうだけどあんまりわかんなかった。

伝わりにくい個人的みどころ
  • 一生薄めたウォッカ売るつもり?(スティーブジョブズがジョンスカリーを口説いたように)
  • 安全ピンのネックレス
  • スカジャン
  • アン・ハサウェイのビックリ顔を正面から抜くオチ