A Perfect Night For Bananafish

だがそれを語るには人生は短すぎる

レディ・プレイヤー1

みた。

wwws.warnerbros.co.jp

AKIRAの金田バイクとデロリアン出てるだけでものすごく楽しみにしてたのだけど、正直半分は不安だったんですよ。
でもそこは安心と信頼のスピルバーグ。期待は裏切らない面白さだった。

舞台は2045年なのになぜか80'sで始まるダサかっこよさ。未来のノスタルジー。

Van Halen - Jump
まだマインクラフトとかあるんかい、サンリオのキャラだ。ロボコップも...と開始早々から突っ込みどころ満載で元ネタ特定班泣かせ。
スピルバーグの作ったこの半世紀のメディアカルチャーのまとめ動画。版権問題をクリアした超リミックス動画流星群。
登場するキャラクターだけでなく、無重力ディスコは火の鳥かなとか、IOIは101匹ワンちゃんかなとか、強制労働のブースで人生、宇宙、すべての答えである42番を映しといて41番にいざ閉じ込められると、これは1941の映画かな、などと深読みするのも楽しいかもしれない。インディージョーンズで繰り返し描かれてきたナチスの独裁や核の愚かさみたいなのも感じられるし、小芝居じみたスピルバーグらしいわかりやすい演出も乙である。
英雄5人が結局ご近所かよみたいなご都合主義的なところはあるが、崩壊後の世界だからたまたま人類が寄り添って暮らしてたのかもしれん。
5年も解けなかった謎を一度だれかがクリアすると次々に後に続いていく様とか、街中みんなVRゴーグルつけてる様とか人類はなんか凄くもあり、末恐ろしくもあるなって思った。

劇場出るときにおじさんたちが口々に
「俺はガンダムでいく」「あと三回は見れる」
と言っていた。

伝わりにくい個人的みどころ
  • メリーに首ったけの髪
  • 未来でも紙にパスワード
  • 尿漏れ防止体操
  • シャイニングの恐ろしいシーンで劇場内に起こる笑い
  • パトカーで連行されるときに後部座席で殴るときのサウンド

パシフィックリム : アップライジング

みた。

pacificrim.jp

話の筋はさておき、アツい。
ご都合主義的だが、アツい。
前作ほどの衝撃はないが、テンションはあがる。

イェーガーやKAIJUに見慣れてしまったせいもあるけれど、イェーガーを操作するときの重さみたいなものがなくなったのは少し残念に思う。
1作目から5年、作品内では10年の時が流れ、世代も変わり改良が施されたのだろう。イェーガーたちはスマートになってトランスフォーマー感のある軽快な動きだ。エヴァガンダム、戦隊ヒーローに馴染んだ我々にはどこかで見たような設定ばかりだが、それが人気のもとでもある。
映画が終わってエスカレーターを降りているときの前にいた女性が話していた「プロレス」という評がなかなかしっくりくる表現だった。
面白くはあるのだが前作のような人間ドラマが薄いように感じられるのだ。終わっても主要キャラ(人間)の名前をよく思い出せないもの。ヴィクトリアくらいかな、覚えてるの。人間の印象が薄いものだからイェーガーごとの戦い方もあまり個性がないように見えてしまう。格好良くはあるのだけれど。前作同様、あの研究者コンビが和ませてくれたのは救い。主役ジェイクのジョークもまずまず。俳優たちの演技がとてもよいだけにもうちょっとメンバー心理掘り下げてもよかったなあと思う。

ツッコミどころとしては、山麓で地中からわざわざ出てきて富士登山始めるところかな。硬い岩盤でもあったんかいな。

Trololo Sing Along!

伝わりにくい個人的みどころ
  • オープニングのカンパニーロゴ
  • アイストッピングのふりかた
  • 「イェーガー」という雑誌
  • 塊魂(重力スリング)
  • ホログラム大提灯
  • 訓練生にマコが言ってた話をするところ
  • 戦い前の(バカな)演説


https://www.instagram.com/p/BhhBaxoBTso/

シェイプ・オブ・ウォーター

みた。
www.foxmovies-jp.com

面白くはあったのだが、一体何を見せられているんだ...という気分になったのでイマイチのめり込めなかったのかもしれない。
アメリ風味な始まりだがパリではない。架空の国かと思いきやなんだアメリカ。米ソ冷戦の頃なのか。
美女と野獣とか人魚姫みたいなおとぎ話というよりは、クトゥルフ神話

深きものども - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B7%B1%E3%81%8D%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%A9%E3%82%82

崖の上のポニョみたいなもんがやってきたと思えばよい。
イライザが実は魚人という説をネットでみかけたがわりとしっくりくるかもしれない。
悪役ストリックランドの性癖も気持ち悪いのだが、よくよく考えてみると主人公イライザの性癖も大概だよな。
何より監督のクセがすごいということなのかもしれない。普段魚を食べるねこが魚人に食われるんだから。

赤と緑を象徴的な色として使っていて、なんとなく緑が嫌な感じに描かれてる。制服、パイやキャンディー、イラスト、車(緑じゃないティールだ)、MOTELやTVといったネオンの色。でも魚人は赤い血が流れている。主人公も後半赤いカチューシャと靴を身につけてノリノリだったが、ラストのシーンではその赤い靴が脱げて海へ沈んでいく。地面のないところへ行くからもう靴はいらないんだ。タップはもう踊れないんだって思ったらなんか切なさがこみ上げた。喉を掻っ切られたストリックランドは指ももげてるので、仮に生きてたとしても手話すらままならないという、これまた切ない。

劇場を出たところで強めの雨が降っていたので雰囲気あってよかった。

伝わりにくい個人的みどころ
  • われわれは学ばなくていい。アメリカが学べないようにしろ。
  • 膿を出すところ